当教室では、発表会では担当講師が足台、補助ペダルの設置をしますが、コンクールやピティナステップなど、外部イベント時には、保護者の方にやって頂いております。
講師が、行く予定にしていても何かの都合で行けなくなったり、当日、電車が止まるなど交通機関のトラブルで遅れたりした時に困るので、最初から、保護者の方にやって頂くことにしております。
この舞台セット、責任重大なだけに、演奏者のお子様以上に?!保護者の方が緊張するようで、早く大きくなって、足台なしで舞台に立てるようになって欲しいと願うほど。
コンクールにおいて、採点に影響がないとはいえ、やはり審査員への印象は大きいので、速やかに手際良く、足台、補助ペダルの設置ができるようにしましょう。
〜コンクール時の足台、補助ペダルの設置と舞台上での流れ〜
まず、演奏者のお子様の後ろについていって、舞台に上がります。お子様がゆっくりお辞儀をしている間に、速やかに設置に取り掛かります。(保護者のお辞儀は要りません、裏方とはいえ舞台に上がりますので、それなりの服装で)
お辞儀が終わっても、まだセットは完了していないでしょうから、お子様は、立ったまま、少し待っていましょう。
決して客席にお尻を向けないように!お辞儀の後、そのままの姿勢か、横向きで待っているのが良いかと思います。
椅子の高さ調整、足台、補助ペダルのセットが終わったら、お子様が座ってみて大丈夫か、本人に確認し、ペダルの踏み具合もしっかりと確認して、全て準備万端になったら、速やかに舞台からはけてください。
アシストペダルは、足台と近すぎると、当たってカチカチと騒音がなってしまいますので、ペダルを下まで踏みこんで、必ず確認しましょう。
保護者の足音と演奏が被ると良くないので、お子様には、少し経ってから演奏を始めることを注意しておき、保護者の方は、ヒールなど足音が響くような靴は避け、足音のしない靴を選びましょう。
自分の足台、補助ペダルを持っていく場合には問題ないですが、会場にある足台、補助ペダルを使用する場合には、注意が必要です。
よくある悲劇としては、前の子が補助ペダル付き足台が高かった場合に、そのまま足台の高さを下げて、ダンパーペダルが押されて踏みっぱなし状態になってしまい、演奏を始めてから気づく、という大惨事、、、
発表会なら、やり直しにしてくれるでしょうけれど、コンクールは勝負事ですから、そういうわけにはいかず、子供の曲は短いので、そのまま最後まで弾いて終わり、となってしまいます。
子供のピアノコンクールにおいて、足台、補助ペダル設置は、重大な任務となりますので、保護者の方も、本番前にしっかりと準備をしておきましょう!
この秋は、ブルグミュラーコンクールとバッハコンクールに、出場する生徒がいて、今、仕上げに向けて頑張っているところです。
先日は、ブルグミュラーコンクールに向けて、外部の生徒さんもアドバイスレッスンに来てくれました。去年ファイナルに行ったそうで、とても歌心のある演奏を聴かせてくれました。テクニック的に問題のあるところをレッスンで練習しましたが、本番までに出来る様になって、ぜひファイナルにいってほしいです♪
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